第21番札所 舎心山 常住院 太龍寺(しゃしんざん じょうじゅういん):
標高600mの山頂に位置する太龍寺。西の高野と呼ばれ、若き日の空海が修行した地。参道には古い丁石が残り、杉の巨木で覆われる。
仁王門は鎌倉時代のもので徳島最大最古にして、太龍寺最古の建造物。仁王門をくぐり参道を進むと右手に納経所。鐘楼門を抜け、右奥に大師堂、その左に護摩堂、多宝塔、とならびその横に本堂。
境内から500mほど登った所に南舎心ヶ嶽があります。南舎心ヶ嶽は大師が虚空蔵未聞持法という真言密教の秘法を実修された場所。途中参道に八十八ヵ所のご本尊の石像並ぶ。
納経横の持仏堂の天井には、竹村松嶺による大師を守護したとされる龍天井が描かれている。
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