第69番札所 七宝山 観音寺(しっぽうざん):
お寺の入り口である仁王門は第68番神恵院と第69番観音寺とを兼ねています。2つのお寺が隣り合い、納経所も同じ場所にあります。仁王門をくぐり石段を上るとまず最初にあるのが第69番観音寺で、さらに正面石段を上がったところが第68番神恵院です。
仁王門をくぐり石段を登り、右手に69番本堂。左手に69番大師堂。左奥に68番大師堂。大師堂間奥に68番本堂。納経所は68番本堂反対奥に。
琴弾山で修行していた法相宗の日証上人により琴彈八幡宮を開創。
元々あった琴彈八幡宮が明治時代の神仏分離により琴彈八幡宮に安置されていた阿弥陀如来像を観音寺に移し、琴彈八幡宮と神恵院に分離し、それぞれ独立して神恵院は観音寺と同居の形となった。
宝物館はこの寺の縁日である1月と8月の16日のみ開かれる。
釈迦捏槃像(しゃかねはんぞう)をはじめ琴弾八幡本地仏像図(ことひきはちまんほ
んちぶつぞうず)、琴弾官給縁起図(ことひきぐうええんきず)など、国の重要文化財に指定された寺宝を数
多く安置。
|