 第6番札所 温泉山 瑠璃光院 安楽寺 (おんせんざん るりこういん):
温泉山という山号にあるように、以前は寺は温泉のある寺として親しまれていたが、天正年間(1573〜1592)に長宗我部軍の兵火にかかって焼かれ、万治年間(1658〜1661)に現在の地の瑞運寺と併合し現在にいたる。
江戸時代、宿に困った遍路や旅人を泊めて保護するよう指定された寺を「駅路寺」といった。当時、阿波にはこのような駅路寺が8ヶ所あり、瑞運寺もその一つであった。寺にはこの時、蜂須賀茂政によって出された「駅路寺文書」が寺宝として大切に保存されている。
現在も安楽時には宿坊があり、近代的な宿坊で、八十八ヶ所の中でも規模の大きい宿坊となっています。
本尊の薬師如来は新しいもので、昭和37年、不治の病とされていた愛知県に住む水谷しずさんが、夫とともに霊場巡りに出掛け、その巡礼で病気が快癒していった霊験を得て、奉納した像とされる。
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