 第34番札所 本尾山 朱雀院 種間寺(もとおざん しゅじゃくいん):
大阪四天王寺を建立するために百済(今の韓国)から大勢の工匠や仏師がやって来ていた。帰航途中、暴風雨に襲われて寄港したのが当山近くの秋山の港で、仏師たちは、これからの長い海上の安全を願い、秋山郷の本宅山項に薬師如来像を刻み、安置したのが寺のはじまりとのこと。
参道を進み右手に納経所、大師堂。奥手に本堂。コンクリート造のお堂は昭和45年の台風の後に再建されたもの。本尊の薬師如来は百済の仏師によって彫られたとされる薬師如来像は、国宝にも指定された貴重な仏像。毎年旧暦1月21日に一般開帳される。
観音堂には数多くの底の抜けた柄杓があります。これは本尊の薬師如来が安産の薬師として有名で、妊婦は柄杓を持って寺へ詣で、お寺でその柄杓の底を抜き、安産の祈願をしてその柄杓を返します。妊婦は底の抜けたその柄杓を床の間に飾ると安産できるとのこと。境内には延宝5年(1677)の手水鉢が今も残る。
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