第52番札所 瀧雲山 護持院 太山寺(りゅううんざん ごじいん):
松山市の経ヶ森の中腹、参道を上がり、山門、仁王門をぬけ右手に納経所、さらに参道を上がり三の門をくぐると正面に本堂、左手に大師堂。明17年(1485)作の仁王門は三間一戸の八脚門。金剛力士像を安置した国の重要文化財。嘉元3年(1305)に建てられた本堂は国宝。
本尊である七体の十一面観音像は歴代天皇の勅納によるもので国の重要文化財、絶対秘仏となっている。
伊予の国に来られた聖徳太子は、太山寺と縁結したことから、境内には聖徳太子堂ある。堂には法隆寺の夢殿にあるのと同じ聖徳太子像が祀られている。
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