 第44番札所 菅生山 大覚院 大宝寺(すごうさん だいかくいん):
樹齢数百年の杉や桧の老樹の中に建つ大宝寺、仁王門をくぐり道一つ越え右手に納経所。さらに登り、正面に本堂、右に大師堂。
本堂は明治時代の焼失の後、大正時代に再建された。鐘楼は2つあるが、左側の鐘は「平和の鐘」と呼ばれており、第2次世界大戦で亡くなった地元の英霊を供養するために建てられたもの。
明神右京隼人という兄弟の狩人が当山で十一面観世音菩薩の尊像を発見し、小袖に包んで奉持、安置したのお寺の開基。
のち文武天皇の勅願により、その年の年号にちなんで大宝寺を号して開創。
43番明石寺から44番大宝寺までの参道は三つの峠を越す80km、遍路長丁場の一つ、2日はお寺を見ることはない。
その中間にあるのが「十夜ヶ橋」。大師がこの橋の下で一夜を過ごしたとされる場所で、今はコンクリートの橋になっている。橋の下には横になられた大師像が祀られて、今もここで野宿される方もいますが、交通量も多く、粉塵は舞い、川は臭いくて結構大変。
遍路では橋の上では杖をつかない決まりになっていますが、これはこの十夜ヶ橋に由来しています。
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